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春夏秋冬、山遊び中心のレポート&備忘録


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明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!

予定ではこの4~5の連休は、雪と氷の混じった稜線で2号のアイゼン歩行トレーニングを兼ねて西穂に行こう!
と思ってたんだけど・・・・・・・・・・・・・・
出発当日の昼過ぎに穂高ロープウェイのライブカメラで現地の様子を見てみたら((+_+))

なんと・・・・・・・・・・・2~6日まで点検の為ロープウェイが運休・・・・・・・・・・・・・・・・(+_+)

下から西穂山荘まで歩いてもいいんだけど、ここに行くのは文明の力を大いに利用したアプローチの良さに大いに魅力があるので・・・・・・・・・・・・・・・考えたけど
西穂は次回にして、お膝元のお散歩コースの明神平でちょこっとGearのテストをしようと急遽行先変更で車は名神高速ではなく309号線を走る事になった。

以前から電話では何度かやりとりさせてもらってる『ISUKA』さんの工場が行き帰りの道中にあるので、帰りに見学を兼ねて寄らせてもらおうとNさんに連絡を取ってアポイントをとっておいた!

毎度の明神平なので山行レポはささっと、写真の簡単な説明だけでスルーする事にします<(_ _)>
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_17595310.jpg


PS
後半は毎度のGearインプレのだらだら長い僕の薀蓄なので興味無い方はスルーして下さいね!




登りの途中で以前は崩壊しかけてた木橋が綺麗に修復されて歩き易くなってた!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1801788.jpg


あしび山荘周辺には期待してた雪は全く無い・・・・・・・・・・・・・・(-_-)
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1802367.jpg


僕は毎回ここへ来たら天理小屋の裏にテントを張るんだけど今回は風も無さそうだし明神谷の上部縁の平坦地に幕営した。
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1803021.jpg


今宵の寝床はヒルバーグアラック!
アラックにしたのは理由があって、以前に触れたがこのテント、フライシートが地面一杯まであって非常に気密性が高くどちらかというと雪山対応である為に、氷点下前後の気温の時に完全に内部で密閉すると任意的に大量の結露を発生させる事が簡単に出来てしまうからだ。

車から2時間程しか歩いてない、ほぼお散歩みたいな感じなのに・・・・・・・・・・・・・・・・
相変わらず、テントが設営終わるや否や・・・・・・・・・・・・・2号はお決まりの定位置へ(^_^.)
そして・・・・・・・・・・・・・・これ!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1803887.jpg


僕は・・・・・・・・・・・・・
いつものごとくテントの外でリッジレストを座布団変わりにして『プシュッ』!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1805879.jpg


アラックは前室が広いので整理し易くて使い勝手が良い!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_181722.jpg


まだ時間は11時だというのに我々は、もう動く気はさらさらないのだ(^_^.)
国際をプレヒートしてやって・・・・・・・・・・・・・・・・着火させてから!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1811586.jpg

明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1812350.jpg


醤油に漬け込んできた烏賊くんを下足を元部から炙る!
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で、傘の部分を炙って~焼酎で一献(^_-)
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ままかりも炙って!
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そうそう!
この前燕に行った時に買ってきた、これ!
『ナッツフル』
安曇野市穂高で生産してるみたいだけどネットでも買えるようだが、これ、なかなか美味い!
トレイルミックスの材料にめちゃ合ってるしお奨め(^_-)
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明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1832062.jpg


けっこう肴だけでお腹も一杯になったので贅沢な昼寝タイムに突入!

なんと5時間程爆睡して目が覚めたら18時半。
寝て起きたら、動いてないのに自然の摂理で腹は減っている・・・・・・・・・・・・・・・・
から晩飯の準備だ!
今晩の夕食は水餃子鍋。
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_183465.jpg


僕はよくわからないが、2号曰くこの『クイックくずきり』100均でしか売ってないらしいんだけど小さいのが小分けで入ってて、山では凄く使い勝手が良いらしい!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1835724.jpg


晩御飯もしっかり食べて完全なカロリーオーバー状態だが・・・・・・・・・・・・気にせず寝る事にした(^_-)


☆さて、今回のテストだが・・・・・・・・・・・・・

前回から引続き、『快適に眠る』をテーマにシュラフカバーの効果をテストした!

僕が前から何度か書いてる、微妙な気温帯が氷点下前後でテント内外の温度差が大きくなった時のテント内壁面に湧き出た結露が風が強い時は夜中にシュラフに降り注ぎ、風が無ければ壁面を伝い横から一昼夜にしてシュラフを底と横から湿らせてしまう。

この日は、事前情報の-8~10度の西穂に行く予定のパッキングのままで来たので寝具関係は、明神平ではかなりオーバースペックだ。

シュラフはISUKAのAir810xとAir630xなので今回の床はリッジレストのみで、ダウンウェア等の保温着は一切着用せず行動着のままでシュラフに入る事にした。

それでも、この日の陽が落ちてからの気温はテント外でちょうど氷点下1度でテント内はアラックを完全密閉してガンガン火を焚いて温度を上げたりもしたので暖気が抜けた時点で3度程!

この状態で、シュラフカバーを着用して眠りに付いた(^_-)
シュラフカバーはヘリテイジとイスカで双方共Gore3レイヤーの物!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_187264.jpg

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明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1874426.jpg


よく寝ているせいか夜中の4時頃に一度目が覚めた!
予想通りでアラックの内壁は物凄い結露で、ボタボタと水滴が落ちてくるような感じが暗い中でもよくわかった!
テストは、あえてシュラフを湿らせるためのものなので気にせず、もう少し眠る事にした!
2号も同じく目が覚めてiPhoneを弄って、山友達のなでしこさんへ送るメールの下書きなんかをしてたようだ(^_^)

改めて目が覚めたのが7時過ぎ!


まず、その時の状況だが・・・・・・・・・・・・・・・・・

先に書いたように、テント内壁面の結露は半端ない位でベチャベチャ。
シュラフカバーの表面は予想通りで急な雨振りに遭遇した後のレインウェアの表面のように全体が湿ってる。
そして画像からは解り難いかもしれないが、シュラフとカバーの真ん中も上側が薄らと全体的に内部結露で湿ってる感じだ。

ヘリテイジのシュラフカバーの内側。
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イスカのシュラフカバーの内側。
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1892120.jpg


流石に両メーカー共一流の物を製造しているのでカバーでの内部結露の差は無く、ほぼ同じ状態だった!

それと、これは個人の寝方によるが大きなポイントだと僕は思うのでお伝えしておこう!!!

2号は寒がりなのもあるが、シュラフに完全に潜り込んで呼吸口から自分の口鼻をずらせて眠るタイプ。
対して僕は、必ず呼吸口から口と鼻だけ出して眠るタイプ。

この2者で一泊した後のシュラフに大きな差が出るのだ!
2号のシュラフはバッフルの上側の呼吸口の周囲が自分で吐く息によってベチャベチャに湿っているが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
吐く息は常にシュラフの外に出てる僕の方は、ほぼドライな状態のままだ!

結果的に、寝方の癖もあると思うが連泊も想定するならば、出来るだけシュラフは湿らさない方が良いのでマミー型のシュラフの場合出来るだけ呼吸口から口と鼻は出して呼吸した方がシュラフへの湿気によるダメージは低いと思う!


今回のテストのように任意にテント内結露を高めてシュラフが湿る可能性が高い状況下において、前回はシュラフカバーが無かったのでシュラフ本体の表面がベッチャリと湿っていたが、今回はシュラフカバーが当然の事ながらカバーしてくれてた!
カバーを掛ける事で内部結露は起こったが、やはりカバー無しの状態でのシュラフ表面の湿り方よりも、かなり湿り方が少なかった事はテスト結果で分かった!

あくまで想像だが、仮にこれがテント内温度が-10度や15度であれば同じように結露が起こっても、それは即座に凍りつくと思われるので、同じ凍りつくとしてもカバーをしてる時の方がかなり結露で覆われる面積は少ないと思われるので、僕はやはり厳冬期はカバーをすべきではないかと思う!
結露対策もあるし、保温対策としても使えるのでね(^_^)
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って事で、今回のシュラフカバーの効果のテストは一旦終わり!
次回のテストは実際の-10度、15度の時にフィールドでテストしてみますね(^_^)


さて、朝早くは周囲はガスで太陽が出てくるのはかなり後のように思うので僕らはささっと朝ご飯を済ませ下山してお風呂に行く事にした!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_18122331.jpg


全く雪は無い・・・・・・・・・・・・・・・
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八幡温泉に入ってから、ふるさと村食堂でランチ!
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囲炉裏が良い感じ!
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僕が、ふるさと定食(^_^)
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2号はとんかつ定食(^_-)
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美味しく頂いた後は、富田林にあるISUKAさんの工場へ向かう!

取締役営業部長のNさんと2時間程お話させて頂き製品についてたくさんの質疑応答してもらい、少し前にもレポも書いたISUKAの製品が良いよ!
って事が更に深くわかった

お話して頂いたNさん(顔出しは本人の了解を得ています)
学生の頃から山岳部で何十年経過しても入山してる現役の山屋さんだ!
凄く謙虚な方で、自分達のような者からも製品についての意見を聞きたいと申し出て下さり、又、それをちゃんと真っ直ぐ聞き入れて下さる研究熱心な方でもあった。
休みが合えば山へもご一緒して下さいね!
なんて話でお邪魔しました。
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_18152031.jpg


今回は時間の関係でシュラフに関しては内容が多過ぎて、文末にだけでは書けないので割愛してダウンブーティーについて書こうと思う!

写真はISUKA工場内のシュラフ試作品の一部
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実は先日2号用に購入したMEのパウダーブーツ。

このメーカー自体、雪山製品を多数手掛けていて歴史もある!
このダウンブーツも見た目もお洒落で、一見、暖かそうだったので即購入したんだけど・・・・・・・・・・・・
保温性能が今一つなんだよね(+_+)

ちょっと手持ちのダウンブーツと比べてみよう!
写真左が今回2号用に新たに導入したISUKAの今季モデルのダウンブーティー。
真ん中がMEのパウダーブーツ。
右が僕の使用してるショップを通して昔ナンガに依頼したオリジナル。

これは、感覚の問題で人それぞれなのかもしれないけど少なくとも我々の中ではダウンブーティーは足元の保温が目的!

足『元』なのだ!

写真に赤色で囲った範囲に3つとも700~800FPの記載のダウン量が封入されている!
普通にダウンの特徴を考えれば明らかに、MEのパウダーブーツの保温性が他の2つよりも劣る事がダウン量から想像出来るだろう!
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_18163287.jpg


MEのブーツはダウン量40gをブーツ全体に万遍無く散らした感じで封入している。
ここがポイントで、普通はダウンブーツを履くならその前にダウンパンツを履いたりダウンで無くても化繊等の入った保温用のパンツを履くと思う!

ダウンブーツを履いてるのに半ズボンなんて人はあまり居ないだろう・・・・・・・・・・・・・・(^_^)

上でも書いたように保温したいのは ⇒ 足『元』。
であって極端に言えば、足首より上は雪が入らないようにカバーだけあれば良くダウン封入は必要無いと僕は思う!
冷え症の女性の場合で膝下全体が冷たく感じる人は勿論多数存在するし多分に漏れず2号もその口だ!
が、しかし問題点は膝下に貴重なダウンを封入する事で足元のダウンが少なくなるのが問題である。
重くなるのでメーカーはしないのだろうが、足元にも十分のダウンを封入してもせいぜい60~70gで十分だろう!
その上で更なる保温の為に例え20gでも膝下部分に封入するならまだ解る!
全体で40gのダウン封入量は少ないように思えるという事だ!
2号の場合だが実際、-3度位のフィールドで足元が冷たくて駄目で僕のダウンブーツと途中で交換した位だから・・・・・・・・・・・・・
世の女性は2号に近い感覚の人も多いのでは無いかと思う!

そんな事で昔、ショップを通して提案してナンガにこのブーティー(写真右)を作ってもらったのだ!

それと次は内部からの熱を損失しないようにする工夫だ!
画像左側のISUKAのブーティーはこの画像の通り上下2か所にシャーリングが入っていて保温性が逃げないように、踝辺りと少し上の2か所でキュッと止まってる
(ブーツを裏返した写真で表側からは下のシャーリングは見えないようになっている)
画像右側のMEのブーツも一応シャーリングは入っているが・・・・・・・・・・・・・・・・
正直、まったく役に立たない位の伸縮しかしない(+_+)
簡単に言うと全く止まらず緩々なので意味が無いという事だ。
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_1817454.jpg


ISUKAが70gのダウンを足首上辺りから足元中心に封入さえていてナンガのブーツは足首から下に60gのダウンが封入されているので、ほぼ保温性は同等では無いかと思われる!
が・・・・・・・・・・・・・・
MEの場合は、明らかに足元部分のダウン封入量が少ないので保温性は落ちると断言出来る!

細かい箇所だけど、裏側の生地縫製の丁寧さも明確に目で見て解る!
どちらが丁寧に縫い合わせれてるのか言うまでもないだろう・・・・・・・・・・・・・(+_+)
明神平でテスト山行&ISUKA工場見学!_c0147398_18171945.jpg

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ソールの生地について。
画像左からISUKA、ME、ナンガの順!
積雪期の幕営地は平坦な場所ばかりでは無い。
斜面をカットしてフラットゾーンを作ってギリギリのスペースに幕営しないといけない場合もあるだろう!
そんな場合、滑らないような工夫は大事だと思う!
前回のレポでMEのブーツの裏のゴム部分に雪が付着してテント内部に入ってしまうので面倒だと書いたが、安全重視で考えると一番滑り難い素材を使用してるのがMEかもしれない!
続いてISUKAで僕のナンガは雪は全く付着しないが滑り止めは全く無いので、斜面地で幕営するような場合は危険で使えない。
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これらの類の製品は縫い目にシーリングを施しては無いので完全防水では無くウィンドストッパーではあるが、ブーツを履いたまま雪面を歩く事は十分ある。
その際にサイドからの浸水も考え対策してるのはISUKAが一番安心出来そうだ!
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因みに画像左は今回、2号用に導入したISUKAの今季モデルで右がもう7~8年前に購入した僕の昔のISUKAのショートモデルのダウンブーティー。
サイドの補強から内側のシャーリング加工から進化してる!
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今季モデルの二重シャーリングになったブーツとシャーリングが上側だけのモデルのショートとロングと僕の昔のショートモデルを履き比べしてみたら・・・・・・・・・・・・・・・

大袈裟では無くて、履いた瞬間から内部がスースーする僕の古いタイプのショートブーツからキュッとしまって熱が閉じ込められたのが即体感出来る今季モデル!
ほんとビックリする位の違いだ!
これには僕も2号も驚いた(^_^)
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この内側下段のシャーリングがポイントだね!
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結局2号はNさんと色々質疑応答してもらい山用の今季モデルのダウンブーティーロングと、仕事中に膝下が冷えるのでダウンスパッツをお買い上げさせて頂きました。

まあ今回ISUKAの工場に寄せて頂き忙しいところNさんに貴重な時間をい割いてもらいシュラフの事に関しては僕も好きで興味があるGearなので色んな話が聞けて良かった!
このblogには流石に書けないような裏話もいくつか聞けたし・・・・・・・・・・・・・・(^_^)

メーカー名は書けないが僕は以前に、ISUKA以外でも某シュラフメーカーの製造責任者の方とお会いしてお話する機会があったが、ISUKAさんの製品造りに対する考えは少し違いました!
勿論、良い方にね(^_^)

まあその内容を全て書いてしまうと、本当に営業妨害にもなったりするので書かないけど、僕が国内シュラフメーカーの中では頭一つ出てるなぁ~と思った事に間違いはなかったと自負出来た事は大きな収穫で、最近ISUKAのAirシリーズの主要全番手を揃えた事に間違いは無かった!
と思えた事が良かったです(^_^)/~

最後に・・・・・・・・・・・・
Nさんはほんとに凄く謙虚な方で、たかが趣味で長く山をやってる僕なんかの意見にも耳を傾けてくれた事もだが、やはり海外のシュラフメーカーと日本メーカーの国内製造とでは技術的な問題やその他の諸条件で叶わないと・・・・・・・・・・・・・・
もっとエンドユーザーさんの意見を取入れて更に良いシュラフ等を造って世に送り出したい!
とさり気無く話されてるのが凄く印象的でした!



物造りを一生懸命してる人と話すのは勉強になるね(^_^)

by bphiro | 2013-12-06 18:30 | 道 具