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春夏秋冬、山遊び中心のレポート&備忘録


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20131127~28 燕岳ハイク!(day2)

夜中一杯、吹き荒れテントは風で撓み叩かれる中でも我々は全く気にせずに多分20時過ぎから4時半まで爆睡してたようだ・・・・・・・・・・・・・・・(^_^.)
2号も無神経というか、吹雪の中のテントで寝る事に慣れてしまったのか・・・・・・・・・・
普通の女子ならテントがバタバタ動いて爆音がすれば平気で寝てられないように思うが(^_^)

テント内のベンチレーターからちょこっと外の様子を伺ったが、予想通りで快適に登山出来るような状態では無さそうなのでもう少し寝る事にした!

で、次に目が覚めたのが7時半。

小キジを打ちたくなったのでテントの外へ出てみると、テントの屋根に積もってた雪は中から揺すって落としたが周囲はそうもいかず・・・・・・・・・・・・・・・・
出来るだけ直接吹き下しの風が当たらないように小屋を壁に張ったけど、一晩でそこそこ雪が積もったようだ・・・・・・・・・・・・・・
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尾根を見てもご覧の通り・・・・・・・・・・・・・・・
幾分かは風は弱まってるが、この状態では『よし!登ろう!』って気にはなれないよなぁ~
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まあ、取り敢えず腹ごしらえでもするか!
って、事で・・・・・・・・・・・・・・
2号の手製パンを焼いて、ソーセージ&目玉焼きという極々普通の一般家庭の朝飯の準備に取り掛かる!
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朝飯を食べてからも、天候回復の兆しは無いのでダラダラしてしまい・・・・・・・・・・・・・・
気が付けば9時を回ってる((+_+))
吹雪とまではいかないけど、横殴りの雪&時折みぞれがテントを叩く中、中休みのように短時間、雪も風もピタッと止まる時がある、ややこしい天候だ!

時間的には燕位までは行けるけど、この空模様では到底何も見えず、筋トレになる位のもんだろう。
そう思えば切替も早く、ささっと下山の準備に取り掛かる!

10時過ぎ撤収完了!
残念だけど下山する事にした。
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歩き出して、すぐに一晩でかなりの降雪があった事が伺えた!
昨日、雪はあったが積雪って言える位では無く5~10㎝程のもんだったが
小屋横の風が抜けるところでも、有に膝位の積雪になっていた。
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わさわさと後を付いてくる2号も歩き難そうだ・・・・・・・・・・・・・
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緩斜面では股関節辺りまで積雪があった!
樹林帯だからいいものの、これ雪原の斜面だと、ちと歩行に神経を使うね。
下手すると表層と一緒に流され兼ねない状態だもんね・・・・・・・・・・・・・・・(+_+)
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2号用に導入したノースフェースのグローブの調子が凄く良いみたいで末端冷え症の2号でも、凄く暖かくて湿らないし凄く使い心地が良かったようだ!
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このグローブの詳細は以下の通り
【プラズマハイベントグローブ】
光電子プリマロフトの中綿に使用し見た目以上の保温性を保ってくれる防水グローブで、価格も手頃な冬山のアプローチに最適なモデル!
森林限界より上の風の強い稜線等では、僕らはクラシックスタイルだけどトータルバランスの優れている未脱脂ウールの手袋にオーバーグローブを基本にしてるが、そこまでのアプローチ用としては凄く良さそうなお奨めのグローブだなぁ!
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偽の日差しがたまに出るが、すぐに消えてこんな感じの横殴りの雪に変わる!
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第一ベンチを越えてもしばらく雪は積もっていた。
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お昼過ぎ登山口に到着!
靴擦れした足で2号はよく頑張った(^_-)
それに、重たいザックにも段々慣れてきてるし、アイゼン歩行も大丈夫だ!
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駐車場には僕の車だけになってた・・・・・・・・・・・・・・・
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予定より早く下山してきたので、ちょっと白馬まで足を伸ばしてお気に入りのご飯屋さんの
『おおしも』に行く事にした!
その前に327号線沿いの、山のたこ平の日帰り温泉で冷えた身体を温める!
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おおしもに向かう時に白馬駅前通りで
『patagonia』の新店舗を発見したので時間もあるし立ち寄ってみたら・・・・・・・・・・・・・・・・
新規オープン前の店内準備中との事でたくさんのスタッフで溢れかえっていた。
沢山のスタッフの中から見覚えのある顔がちらほら・・・・・・・・・・・・・・・

久しく会ってないSやんとNちゃんに遭遇(^_^)v

お互い『久し振り~』って言葉を交わして近況などワイワイ話をする!
Sやんは子供が出来て、以前ほど山に行けなくなったらしい・・・・・・・・・・・・・・
Nちゃんは、相変わらずでガンガンアウトドアに邁進してるようだ!

この店舗は来月の12月8日にオープンするようだ!
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逸早く記念品を頂いたので車のリアに貼る事にした!
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僕の車に貼られたHAKUBA JAPANのpatagoniaステッカーはスタッフ以外では僕が記念すべき第一号のようだ(^_-)
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開店準備中にあまり邪魔をしてはいけないので僕らはおおしもにご飯を食べに出た!
僕は大好物のカツカレー!
2号はカツ丼(^_^)v
おおしもは凄いボリュームで味もけっこうイケルので、この辺りでは超人気のご飯屋さんなのだ!
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って事で・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の入山レポはおしまい(^_^)v


前回の四国と今回の入山でGearについて、ちょっとしたテストをしてたので報告します!

テスト内容は『シュラフカバー』について!

シュラフカバーについては、必要!とする意見と不必要!とする意見に、分かれる事は皆さんも周知の通りだと思う。

あまり細かく書くと長くなり過ぎるので出来るだけ簡単にまとめると、シュラフカバーとはダウンシュラフのレインウェアみたいなもんで役割は大きく2つ。
◎ダウンシュラフを外的要因の水分で濡れないように守る
◎保温性能の向上

一泊なら、いかなる原因から少々シュラフが濡れてしまっても然程影響は無いが・・・・・・・・・・・・
縦走などの連泊で濡れてしまうとダウンのロフトが無くなり保温力が一気に低下する。
冬季にこの状態になると、かなりヤバい事になってしまうのだ!

外気温が低かったり、テント内と外気温とに大きな差があると必ずテント内では結露が発生する。
これは、どんなに素晴らしいテントであっても同じく結露は起こる事を頭に入れておこう!
人間がテント内に居る限りはね。

特に冬になるとその結露がテントの内側で凍ってしまうが、バーナーの使用や我々人間から発散する体温等の熱気で溶けてボタボタと落ちてくる。
今回のように山が荒れたりすると吹き荒れる風がテントを叩く度に、ボタボタとテント内に降り注ぐ事になる!
それが寝ているときにも起こるので、シュラフの上にどんどん溜まり我々の温もりで溶けて徐々にシュラフを湿らせていくのだ!

特に氷点下付近の気温の時にこの傾向は強くなる。
前回の四国がテント内で間マイナス3度。
今回がちょうど0度位

これがマイナス10度や15度とぐっと冷え込んだりすると、バーナーを使ったりしてる最中は溶けるが、消した途端に気温が低いので再度凍ってしまうのでぽたぽた水滴が落ちてくる事も、少なくなる。

今回のテストは氷点下付近の気温の時に、上記のような外的要因の水滴等でシュラフが濡れるのを防ぐ為にシュラフカバーは必要かどうか!?
だ。

結果的には僕が出した結論は、やはり冬季のテン泊では
シュラフカバーはあった方が良い!
という事だ。

前回も今回も朝、シュラフは口元周りだけでなくお腹部分から足元にかけて上側の表面全体がジトッと湿っていた。
イスカのシュラフはアウターシェルにもある程度の撥水性能があるので少々湿ってもダウンのロフトには全く影響は無かったが・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは一泊だからであって、これが連泊になると・・・・・・・・・・・・・・
日に日にダウンのロフトは失われ保温力も無くなっていく事は簡単に予想出来るだろう!

逆にシュラフカバーは必要無い!
と言う意見の人のほとんどが、必要無い理由として挙げるのが、カバーをしても自分からの発汗で出た水蒸気がシュラフとカバーの真ん中に滞留し結露して濡れる方が影響が大きいからというものだ!

これに関しては、勿論僕自身も経験あるし承知してる範囲である。
厳冬期のテン泊で、朝起きた時シュラフとカバーの間に霜が出てる!
って経験した事ある人は多いと思う。

しかし、絶対量の問題で確かに自分自身からも発汗して水分は放出するだろうが、その量よりも全体容量の大きいテント内部の結露等がシュラフの上に一晩中降り注がれシュラフ全体を湿らせてしまう容積の方がはるかに影響は大きいと僕は思う。

なのでシュラフカバーをしても、内部結露は起こるので完全ドライ状態を保つのは現実的には難しいがこれはカバー無しでも起こる事だから、カバー無しで内側からも外側からも攻撃されるよりは、カバーをする事で外側からの攻撃には対処出来てる方がトータル的には快適指数は上がる!
と僕は考える。

素材に関しても色んな意見があるが、僕は3レイヤーのゴアが一番良いと思う!
ゴアでなくても各メーカーオリジナルの防水透湿素材もあるが、僕の経験値ではやはり現段階ではゴアが一枚上手だろう!

耐久性にしても同じ事が言える。
ゴア以外の防水透湿素材はほぼポリウレタン系なので、経年劣化で加水分解が起こり性能が低下するので凡そ寿命は5年位のもんだろう!
対してゴアはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が使われていて、多孔質のPTFEは科学的に安定した素材で経年劣化は全くしないからだ!

シュラフカバーは直接肌に触れないので軽量化重視で2レイヤーのゴアでも冬場の使用では問題無いが、裏地の拡散機能によって目立った結露は2レイヤーより3レイヤーの方が起こり難いという結果が出てるテストを聞いた事もあるので、僕はゴア3レイヤーのヘリテイジとイスカを所有している。

上記の通りで、マイナス10度や15度位まで冷え込む年末恒例の八ヶ岳では外的要因の濡れの確率は少ないかもしれないが、テント内に結露が出来ない事は無いと思うし、テントの出入り口付近はいくら注意しても雪が入り込む。
この入り込んだ雪も水へと変わりあるゆる物を濡らしてしまうのだ。
これらの対策としてはシュラフカバーはあった方が良いと思うので今年の八つにはしっかりカバーを持って行こうと思う!

重くなるっていっても、たかだか400g程(^_^)v

これで少しでも快適指数が上がるなら軽いもんだ!


そうそう!
2号のシュラフテストだけど、今回はパッキングテストもあったのでほぼ冬仕様だったが、予想してた程気温が下がらずで確認出来た最低気温が氷点下0度だった!
前回の四国がマイナス3度で、ダウンウェアも薄い方のダウンセーターでシュラフはAir630xで十分だったのに、今回ダウンウェアは更に保温性の高いフィッロイダウンにシュラフはAir810xとかなりオーバースペックだった。








2号の燕お目見えは来年のGW頃かな~

by bphiro | 2013-11-30 16:20 | バックパッキング