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春夏秋冬、山遊び中心のレポート&備忘録


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『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!

『SOTO MUKA』ストーブで引火しかけた~(+o+)

先日、HILLBERG ALLAKテントの試し張りの時の夕食の支度にSOTO MUKAを使おうと思い、いつものように準備して火を付けようとしてスイッチをSTARTにしてライターで火を付けた直後、ストーブ本体のバルブ部分からガソリンが噴きだした・・・・・・・・・・・(@_@;)

SOTOを使う時は輻射熱がかなり強いので必ずアルミテーブルの上で調理するようにしてて、更にその上に付属のアルミのシートを敷いている。
そのアルミシートにもガソリンが漏れ出たので、そこへも火が燃え移った。

たまたま雨水を拭いてベチャベチャに湿ったタオルがすぐ近くにあったので、すぐに被せてスイッチをストップにしたので消火出来たのだが・・・・・・・・・・・・・

SOTOはプレヒートがいらないが、着火の際かなり高い位置まで火が上がるので僕は付属の風防を使って火が上に行くのを止めている。
上への火には注意がいってるが、下への火には注意が散漫だった・・・・・・・・・・・

って言うか、普通に使用する上では多少の輻射熱を想定して、床部分が熱で溶けたり焦げたりしてしまわないように注意はしても、火が床側に出る!
想定なんて毎回しないと思う。
もし、しなければいけないようなら、それは基本的な使用上の不具合に該当するはずだ囧rz

フィールドでのタイムリーな写真は無いので自宅に帰ってから、いつも通りの模擬形式での写真説明になるのはご了承を!

フィールド使用の際はアルミテーブルがあると思って見てもらいたい!
いつもこんな感じでセット(ガソリンボトルは、テーブルの下に置く場合もある)
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_1504739.jpg





ポンピングをしてからガソリンボトルに付いているスイッチをスタートにしてライターで着火。
約10秒位燃やした後ツマミをスタートからランに回すと炎が安定する。

と、まあ、プレヒートも無しで非常に簡単に使えるので、気に入ってたんだけど今回はびっくりした(@_@;)
もう少しで試し張りに使用した卸したてのALLAKとサヨナラになるところだった。
テントの外で使用したので、大丈夫だったが・・・・・・・・・・・・(^^ゞ

ガソリンが噴き出した箇所はここ!
(この写真はフィールドのもの)
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_151585.jpg


この部分は『SOTO MUKA』ストーブの特徴でもある箇所。
この部分が可動する事で本体収納サイズをよりコンパクトにする事が出来る!
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_151127.jpg


自宅に帰ってから早速メーカーである新富士バーナーに連絡して状況を説明すると早急に送って欲しい!
との事で、その際に技術担当さんから聞いた話をまとめると開発段階でも相当議論した箇所のようだ!

可動式にして収納サイズをよりコンパクトにするか!?
従来の固定式のままにするか!?


『SOTO MUKA』ストーブの対岸に位置する、以前に使用していたMSRウィスパーインターナショナルでも説明しよう!

この箇所はガソリンボトルから本体へガソリンを送るパイプである事はお解り頂けてるとして話を進め事にする!

『SOTO MUKA』ストーブの場合、バルブ部分が可動式なのでガソリンの漏れを防ぐ為に内部の構造は写真のようになっている。
底に止めてるビスを緩めるとパイプが外れる。
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_151262.jpg


パイプと本体のジョイント部分には写真のようなパーツが組まれていてガソリンが漏れないようにする為に3重にOリングが組まれていいる!
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_1513378.jpg


太さ・径の違う3種類のOリングである事が写真からお解り頂けると思う!
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_1513991.jpg


新富士バーナーの技術担当さんとの電話の段階で考え得る原因としては大きく2つ。

この3種類のOリングが硬化した事によって隙間が出来てしまった。
理由は後で記するとする!

もう一つは何か異物が混入して隙間が空いてしまった。

でも・・・・・・・・・・・・・これは・・・・・・・・・・・・・どちらであってもフィールドで使用するには、ちょっと怖いなぁ~と思った。

何故かは!?

構造的に可動式になってるんだからミクロン単位の隙間は開いていてグリスを塗ってその隙間を塞いでる事は否めない。
いくら丁寧に使用して毎回清掃もきっちりしても屋内の綺麗な調理場で使用するんではなく、僕達山家の場合ほとんどがテント場の芝生や砂利や土の上にテーブルなんかを敷いての使用になると思うので、砂埃が風で飛んでくる事もある訳だし、ほぼ無防備な状態が多い。

今まで『SOTO MUKA』ストーブを使っていて、気にした事は無いが構造をよく考えれば有り得る事だという事がわかった。

同じ箇所でも、MSRウィスパーインターナショナルの場合は写真のように固定式なので、当然この部分にはOリング等は入って無くて単に金属の塊のパイプだ!
と言う事は、この部分からガソリンが漏れ出す事はまず無いという事だ!
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_1515647.jpg


固定式なので、『SOTO MUKA』に比べるとコンパクトさでは敵わないが、過去使用した中でガソリンのパイプから漏れて引火した!なんて事は一度も無い!


新富士バーナーの技術さんが言われた大きく2つの原因の、『何かが隙間に混入』は、言葉のままなので説明は不要だと思う。

もう一つの原因のOリングの硬化だが・・・・・・・・・・・・・・・
僕と同じような使い方をしてる人は多いと思うので、是非とも注意してもらいたい!

僕はこのストーブを使う時は、だいたい写真のプリムスのフライパンを使う。
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_152784.jpg


ただ、残念ながら『SOTO MUKA』も火力調整は得意では無いので、鍋でも作ったりしても火力が強すぎるので・・・・・・・・・・・・・・
こういう物を間に挟んで火力を殺すようにしてる人は多いと思う。
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_1521485.jpg


こんな感じね!
『SOTO MUKA』ストーブで、えれぇこった!_c0147398_1522290.jpg


実は、これがOリングの硬化の一番の原因らしい!
製品の説明書にも、こういう使い方はしないで下さい!と書いてあるようだが、これは僕自身の責任だが、そんな小さい注意書き等見ていない・・・・・・・・・・・(+_+)

要は、これらの類似品も含めて目の細かい網を挟むと上への火力が弱まる分、下方いわゆるストーブ本体への輻射熱が物凄く強くなりOリングが硬化してしまう事がる!
との事だ・・・・・・・・・・・・・(+_+)

ここでは営業妨害になるので露骨には書けないが………………

P社製品でも四角いタイプが古くから出てる。
僕も、P社製は長年使ってるが『SOTO MUKA』を使うようになってから写真のU社製を使うようにしてるんだけど、実は輻射熱がより強いのはU社製の方との事だ!

逆に言えば、網全体に熱を拡散させる性能がU社製の方が優れている!という事にもなるが…………

でも、この網を挟まないと大量の湯を沸かすか作った鍋物等を皆で一気に食べてしまうかしないと、このストーブは使えない・・・・・・・・・・・・
ゆっくり山の話でもして焼酎なんかを飲みながらチビチビつまむ!
なんて、やってたらそのうちOリングが硬化していき知らぬ間に隙間が出来て、いつも通りに点火しようとしたらボーッ!
なんて事にもなり兼ねない・・・・・・・・・・・・

まだ、メーカーさんからの回答はまだ無いがガソリンストーブを使うのは当分止めておく事にした。
MSRウィスパーインターナショナルは売らずに、多分実家の倉庫か兄貴に貸したままなので、ガソリンストーブが必要と予想される場所に行く時はMSRを持って行こうと思う。

一度、こういう事が起こると問題無くパーツ交換で治ったとしても『SOTO MUKA』の場合、物理的に同じような事が起こる事が十分有り得る構造なので正直、使いたくなくなる。
間近で見てた2号も怖がってるしね………………
使うとしたら、僕がソロの時だろうな!

一歩間違えれば、事故にもなり兼ねない事なので皆さんも参考にして下さいね!


冬場もガスストーブの分離型で液だしすれば問題ないし、やっぱりメインはガスにしよう!っと(^^ゞ
by bphiro | 2013-08-09 02:03 | 道 具