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春夏秋冬、山遊び中心のレポート&備忘録


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大峰山系 釈迦ヶ岳 1day

久し振りの釈迦は予想外のえれぇこった!

予定では12~13で甲斐駒に黒戸尾根から入山しようとしてたんだけど・・・・・・・・・・・・・・・
事前の天気予報ではピンポイントで13日の木曜だけが全国的に悪い((+_+))

以前なら、カレンダー通りの休みが予め決まってるサラリーマンと違い、我々は単休はおろか連休はなかなか取れないから、たまに取れた連休が雨だろうが気にせず行ってたが・・・・・・・・・・・
たまたまかもしれないが去年末位からえれぇこったウェザーに遭遇する確率がグッと減った(^_^)v

快晴の入山が続くと、前以て天気が悪いのがわかってるところ以前のように強行で入山するのが煩わしくなってきたので、天気が良い予報の12日だけのワンデーハイクに急遽切替えた!

ワンデーハイクで、がっつり歩くだけで、まったりする事も出来ないのはあまり好みでは無いので3時間程で登りは終わって、数時間まったりしてから楽々降りてきて温泉に浸かって帰れるところ!
と行先を考えて・・・・・・・・・・・・・・
決まったのが【釈迦ヶ岳手前の千丈平】

ここなら積雪期でも3時間あればお釣りが来て下山も2時間で十分!
の予定だったが・・・・・・・・・・・・・・・・・・(+o+)

急遽お誘いして同行してくれたのは、ユルケイ登山の好人さんと夜景写真家の涼さんの2名!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1545967.jpg









林道で太尾登山口に向かう途中思いがけないアクシデントが・・・・・・・・・・・・・・・
積雪の重さからだろう!
不動滝の橋の手前で、崩落した土砂と樹木が林道をほぼ埋めている(+_+)

ジムニーなら通れる位の幅は空いていたが、アスファルト部分では無く土の部分で危険なので残念ながらここから歩く事になってしまった。
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1554779.jpg


林道にも踝から脹脛位まで、そこそこの積雪があり、初っ端から『えれぇこった』になってしまった・・・・・・・・・・・・・・
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1562890.jpg

大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1563418.jpg


いつも車で通過するので目にする事の少ないものも見れたが・・・・・・・・・・・・・・!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1564241.jpg


これ、間違いなく熊ちゃんの足跡(~_~;)
林道を横切ってガードレールを飛び越えて崖の下に降ってる!
恐ろしや熊ちゃんの運動能力。
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_157351.jpg


車ならほんの10分程で到着するのに予想外の1時間半程かけてやっと下側の登山口に!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1571063.jpg


太尾登山口からのルートとの合流地点までは、けっこうな勾配で更に雪が重くアイゼンがすぐに団子になり樹の根っこが至る所に隠れてるので、かなりデンジャラス(+_+)
時には4本の手足を全部使い這い上がる!
ほぼ、夏道と並歩してるが積雪期の特典みたいなもんで臨機応変に登り易いところを選んで高度を稼いで行く!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1575360.jpg

大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_158157.jpg


稜線に乗ってからも夏道は完全に雪で埋もれているので歩き易そうな箇所を選んでは進むが・・・・・・・・・・・・・・

積雪自体は大した事ないんだけど兎に角、雪が重い(+_+)

3歩進んだら20cm程の高下駄を履いたようになって、アイゼンも効かないから団子の雪を払落しの繰り返しで、思ったより進まなくて、どんどん体力を消耗していく。
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_159979.jpg


古田の森の手前には、かなり粘っこい雪で難儀した箇所があり、かなり疲れた・・・・・・・・・・・(-_-)
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1591774.jpg


真っ直ぐ登ったり・・・・・・・・・・・・・・・
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1510147.jpg


腹を巻いたり・・・・・・・・・・・・・・・・
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15101794.jpg


嫌ぁな雪庇もあったり・・・・・・・・・・・・・・
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15102534.jpg


数歩でブーツは、こんな感じ(-_-)
で重い!重い!
ストックのバスケットにも毎回雪がへばり付くので、かなり腕もパンパンになってくる。
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15105582.jpg


古田の森を越え千丈平まで、あとひと登り!
いるかみたいになった雪庇が可愛かった(^_^)
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1511487.jpg


12時半過ぎ、普通2時間そこそこのところ4時間半かかって千丈平に到着!

幸いなのは天気が良いという事と仲間とワイワイしながら登った事だなぁ~
僕と2号は釈迦には何度か登ってるのと疲れてたので、ここで食事の準備に取り掛かり好人さんと涼さんは釈迦に向かって登って行った!

久し振りの【Hex3】
Hex3は元々はセージグリーンを持ってたが、ULに凝った時にメインシェルターとして導入したので、今後はもう使う事はないだろう!
と以前に売ってしまったんだけど・・・・・・・・・・・・・・・・

メインのシェルターにしなくても、今回のようにワンデーハイクでも風避け等にも十分使えるしサブシェルターとして置いておけばよかった!
って思うGearだったので、去年、再度探しまくって、たまたまヤフオクで見付けたので即決で落札したものだ!
それも、かなりお安く(^_^)v

後継種の【Shangri-La3】なら、いくらでも新品で入手出来たんだけど自分の拘りで、どうしても【Hex3】が良かったのでオレンジ色だったけど新品で又手元に戻って来て良かった!

この【Hex3】はブーツを履いたままでも気にせず使えるし4人位なら寒い時のランチタイムには持って来いのGearだ!

特に今回のように積雪期には最高に使い勝手が良い。

勿論、メインシェルターとしても十分使えるけど、底無しシェルターは2号が苦手なんで多分サブシェルターとして今後は活躍してくれるだろう(^_^)
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15153344.jpg


2人が戻ってくるまでに、取り敢えずは恒例の『プシュッ』で乾杯!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15154713.jpg

大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15155719.jpg


2人が戻ってきたら多分疲れ果ててるだろうから即効で旨いもんを食べてもらおう!
って事で、今回はスキ焼を準備した(^_^)v

最初の肉の割り下焼きは僕らだけで・・・・・・・・・・・・・・・・(~_~;)
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15164244.jpg

大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15164973.jpg


2号と旨い肉を数枚づつ食べてから調理開始!
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大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1517978.jpg


毎回、なんらかの食事は楽しみたいので、より火力調整のやり易いMSRドラゴンフライを実は既にオーダーしてあるのだ(^_-)

1時間程で2人が戻ってきた!
ピーク手前が凄い重い積雪で難儀したが無事お釈迦様に挨拶してこれたようだ。

皆でワイワイ言いながらの食事はめちゃ楽しい(*^_^*)
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15174779.jpg

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大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1518498.jpg


締めは好人さんが持って来てくれた『王将のチャーハン』
生協で売ってるらしいが、これがまた旨かった!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15184178.jpg


そろそろ15時なので下山に取り掛かる!
まだ天気は大丈夫(*^_^*)
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15185794.jpg


僕は食べ過ぎて少し歩くと胃が引っくり返るみたいでお腹パンパンで歩き難い・・・・・・・・・・・(-_-)
皆に先に歩いてもらい、僕はゆっくり後を付いて行った!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15192479.jpg


金剛山の方まで綺麗に見えた!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15193213.jpg


登ってきた急勾配の痩せ尾根は朝より雪が腐ってて降り難い事この上ない・・・・・・・・・・(+o+)
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それでも降りは早く、2時間程で登山口に到着!
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_1519508.jpg


あとはダラダラと林道を歩いて車に戻った。
大峰山系 釈迦ヶ岳 1day_c0147398_15201511.jpg


今回は予想外の林道通行不能で時間も余計にかかり、且つ、くそ重たい湿雪のおかげで難儀を強いられたが、好人さん、涼さん達と一緒に歩けたので楽しい入山になりました!

相方2号のblogは ⇒ こちら



≪思ったこと≫
大峰だけでは無く、関西以西の山々は日本アルプスや八ヶ岳以北の山々等と比べると雪が湿ってるので疲れる!

同じ距離を歩くにしても、例えば北アや八つなんかと比べたら圧倒的に西の山の方がしんどいし、ルートもややこしいところが多い。

有名処の北アや八つなんかでは滅多な事でルートミスも無いし、何より厳冬期でも営業してる小屋が所々に点在してる事も登山自体を楽にしてくれてると思う。
険しい箇所は程度は違うとしても、どこの山域でも同じく存在するし同じだと思っている!

世間の風潮や雑誌なんかを見ると、日本国内では観光地としても登山地としても有名処故に『日本アルプス』に登る事が、なんとも凄い事のように『いつかは北アルプス!』なんてタイトルのレポートがあったりするが、僕は・・・・・・・・・・??????

確かに国内では有数の広大な山域ではあるが、有名な山に付く登山道は、ほぼ整備が行き届いているので山自体の標高が高いだけで、それも特別に高山病を注意する位の標高でも無い。

我々もアルプスは好きだし入山もするが・・・・・・・・・・・・・・・・

総合的な難易度は、確実に西の山々の方が上だろう!

今回のような何回も登ってる釈迦にしても、雪の質によって全く別物の山になってしまう。
(釈迦の場合はホワイトアウトすると広い雪原状の尾根の為一気に難しくなる事以外、ルート的に危険度は極めて低いが環境によっての体力の消耗の差が大きい)

アルプス等のサラサラの乾いたパウダースノーの腰ラッセルよりも、纏わりついてくる団子雪の脹脛ラッセルの方が数倍体力を消耗するのは、僕自身経験済みなので間違いない。

アルプス等の登山で休憩時や山小屋で隣り合わせになった登山者同士の会話でも
『登山してて一度もアルプスに登った事ないの!』
って・・・・・・・・・・・・・・・

『登山するんなら絶対登っておかないとダメだよ!』
って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕の住んでる関西圏としての話だけど!
関西、四国、中国山陰エリア(北陸、東北、北海道も同じく)の山しか登った事が無い人が初めてアルプスに登ったりした時に、その周りの人からよく投掛けられる言葉。

この時、よくよく聞き耳立てて、その会話聞いてると・・・・・・・・・・・・・・・

なんか、アルプスに登る事が凄く偉い事のように、そしてアルプスに登ってない事は登山のレベルが低い事のように上から目線で言ってるように聞こえる事が多々ある(+o+)

人それぞれなんでお好きにどうぞ!
って感じだけど。

皆が皆そうでは無いけど、僕は内心、その上から目線の人に対して思うんだよね。

『逆にアルプス等のほぼ完全に登山道自体が整備されてるメインルートしか登った事が無いあなたより、今、あなたが優越感に浸って見下してる、目の前のその人の方が登山レベルは総合的にかなり上だと思いますよ!』

って・・・・・・・・・・・・・・・・(~_~;)

体力、脚力、総合的な山行計画能力、ルートファインティング能力、危険予知と回避判断能力、等々・・・・・・・・・・・・・・・

普段、標高は低いけど普通に難しい山に入ってる人の方が、あなたより確実にレベル高いですよ!
って(^_-)

なんで、こんなちょっと嫌味な事書いたか!

って言うと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

登ってる時に2号が
『最近ずっとアルプスや八つに連れて行ってもらってるけど、大峰や台高や四国の山の方がしんどいし歩くのも難しいわぁ~』

って言った事と

去年、奥穂~西穂にソロ縦走した時に、周りのテントから聞こえてきた会話もだし、穂高山荘前で休憩してる時に、梯子の前の石段広場でシート敷いて集まってベロンベロンに酔っぱらってるグループからも聞こえてきた会話で、その時もなんとなく、ムカッとした事があった事を思い出したんでね・・・・・・・・・・・・・・・・

僕から言わしたら、そういうあなた達のような人達が緊急でもないのに、無料だから!
って、足変わりみたいに民間では無いヘリを携帯から平気で要請したり、普段、厳しい山域に入ってないからちょっとした事で、あたふたして焦ってしまい平常心を取り乱してしまう事で遭難した!
って地元の遭対協の人達に大迷惑かけるんだよね!

って・・・・・・・・・・・・・・・

思った事も思い出したので、ちょっと書いてみました。

勿論、アルプスばっかり登ってる人も逆に地元の人でアルプス等しか登った事が無い人も居るし全ての人に対しての事では無い。
あくまで、一部の人以外はちゃんと考えた山行をしてる事が、前提である事を、誤解が無いように記しておきます。

ってな事で、今回の山行レポはおしまい!





今回のザックはARC'TERYXのKata45!調子良かったぞ(^_-)

by bphiro | 2014-03-14 16:04 | ハイキング