春夏秋冬、山遊び中心のレポート&備忘録


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穂高稜線ソロ縦走!day2

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今日は早駆け予定!
早駆け、これも又久し振りなので前日のアルコールも我慢して控えて早目に寝たおかげでバッチリ3時に起床!
そういやぁ、数年前まではちゃんと計画を立てた縦走で師匠とのパーティーか、ほぼ単独行動だった時は普通に3時、4時に起きてささっと撤収して辺りが暗いうちに歩き出し、その日歩く予定ルートは午前中メインで遅くても15時までにはテン場に着けるようにきっちり計画立てて歩いていた事を思い出したりしてた!





3時に起きてヘッデンを付けて期待半分、不安半分でテントの外を見てみた!

よし!
まだ夜明け前なので湿度が高くガスは出てるけど雨は降っていない(^_^)

この時期の日の出が5時半位だから4時40分に歩き出せば奥穂ピークからご来光を眺める事が出来る!
それに合わせて、朝の行動開始する事に……………
朝からしっかり米とカレーを食べてモーニング珈琲も飲んで!
早起きするとバタバタ焦る事もなく、ゆっくり且丁寧に作業が進む(^^)
食後の煙草を一服して歯磨きしてトイレを済ませて、テントの撤収が終わったら4時20分!

霜で地面が濡れてるので山荘にテン場の札を返しにいったついでに、山荘入口で入念にストレッチして予定通り4時40分縦走開始!
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予想以上に岩が濡れていて梯子もビチャビチャになってるので出足から怪我しないように慎重に登って行く!

山頂手前まで登ると辺りが薄明るくなってきてる。
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ガスは一向に消えず逆に濃くなってるようで嫌な予感・・・・・・・・・・・・・・・
僕のあと少し遅れてソロの人が登ってくるのがヘッデンの灯りで見えた!
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奥穂ピーク手前の動画


5時20分奥穂ピークに到着!
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西穂への稜線はガスで真っ白・・・・・・・・・・・・・・・(+o+)
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方位盤を風除けに僕より少し年配の3人のハイカーがガスが抜けるのを待っていた、どっちに行くか聞いたら出来れば西穂まで行きたい!
らしい。

ちょうど、僕の後ろを登って来てたソロの人も来たので挨拶して、行く先を聞くとバスの時間があるのでジャンだけは通過して岳沢へ降りるらしい。
6時頃まで様子を見る事にしてたら予想以上に早い時間帯で小雨がパラツキ出した(+o+)
待ってる間に3~4人奥穂ピークに登ってきたけど、皆、穂高岳山荘へ戻って行った!

6時を過ぎても霧雨とガスは変わらず・・・・・・・・・・・・・・
ピークに残った4人に、どうします?って聞いたら3人組のうち1人はソロの人で降りる事になり2人は天狗のコルまで行って考える!
って事だったので、じゃあ取り敢えず天狗のコルまで一緒に行きましょか!
って事で即席の4人パーティーが出来上がった!

6時10分西穂への稜線を進む!
視界はあまりよく無いが10m程先は十分見えるので今のところ大丈夫(^_^)v

しょっぱなの馬の背へ取付いて行く(^_^)v
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岩が濡れて滑り易いけど、フットステップもホールドもしっかりあるのでしっかり切っていけば問題なし(^_-)
おじさん2人は、きっちり安全ルートで付いて来てくれたんだけど一番若いソロの人が、もうすぐ馬の背が終わるところで、『やばそうなんで戻ります!』って言うから
『岩が濡れてて気色悪い箇所はここ過ぎたら天狗のコルまでそんなに無いし、そこから戻る方が逆に危ないからゆっくり丁寧に降りといで!』
って言って、おじさん達もステップとホールドを叫んでくれたので、彼は慎重にクライムダウン成功!
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ロバの耳ちゃんの横っ腹をトラバースで入って行く!
気を抜いて足を滑らせたらGoodBye箇所がいくつかあるが、落ち着いて丁寧にやり過ごせば補助の鎖もあるし問題なし!
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ロバの耳の核心部を越えて長い鎖の壁を降ってきたらジャンの信州側の取付きはもうすぐだ!
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見えてきた!
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まあ、天気が悪いのはいつもの事なんで仕方ないけど出来れば昨日歩きたかったなぁ(+o+)

特に降りの奥穂~西穂ルートは快晴と雨とでは、かなり歩き易さが変わるからね・・・・・・・・
でも、僕にはこのどんよりしたガスの中の写真が似合ってるように自分でも思える(^_^)
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今朝、奥穂で出来上がった即席パーティーの皆さん(^_^)v
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眺望、展望は望めないけどせっかく来たんだから登るべ!
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7時ジャンダルム到着!
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なんにも見えないけど・・・・・・・・・・・・・・・・
撮ってもらいました(^_-)
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天気が良ければ、ほんとストーブ出して珈琲でも作って休憩したい位ここからの眺望はいいんだけど残念だぁ~

長居しても仕方ないのでサクサクっと降りる事にして天狗のコルへ向かう!
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長い長いガレ場を降って、濡れてるといやらしい箇所を越えて8時に天狗のコル到着!
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ここで若い人は、
『ジャンを越えれたから予定通り岳沢へ降ります!』
って事で、
『又、山で逢いましょうね!ここからもガレザレなんで岳沢まで気を付けてね!』
ってさよならした(^_-)

2人のハイカーさん達は、奥穂から天狗のコルまで歩くのも初めてだそうだが、僕が行くなら一緒に行くって言われたんだけど、僕自身天狗のコルでちょっと様子見てから行くか降りるか天候も悪いから考えようと思ってたので、その旨話してから一緒に小休憩した。
飛騨側からの風も生温さが減ってるし西風もほぼ無くなってるから、ガスが完全には抜けなくても大崩は無いだろうと判断して進む事に決めた。

じゃあ行きましょか!
って事で天狗のオーバーハングした岩の横から取付いた(^_-)

8時40分天狗岩到着!
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逆層スラブに取り掛かるところでアクシデント発生!
西穂から奥穂に向かってくるハイカーさんを2人待った後の事だ・・・・・・・・・・・・・
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登りを優先したので、さあ!行こか(^_-)って思って、乗り込もうとしたら下の方から

『すみません、だれも降りて来ないですか?』
って声が聞こえる。

僕が
『今から降りようと思ったところ!』って返すと・・・・・・・・・・・・・・・
『すみません3人引き揚げますからすこし待ってもらえますか!』・・・・・・・・・・・・・・・(+o+)

まあ、登り優先だし、『了解』って返事したら、少ししてヘルメットを被った男性が一人で上がってきた!
しっかりハーネスも付けてガチャをぶら下げて11mmの太いロープを垂らしている!
若いガイドさんだ!

ガイドさんが僕の顔を見て
『すみません、どうしてもって言うもんでおばちゃん2人連れてます<(_ _)>』・・・・・・・・・・・・・(+_+)

ガスで視界が悪いから、なんとなくぼやぁ~っとしか見えないけど、何やら賑やかな声だけは下から響いてくる。
ガイドさんも困ってるのかして、下を覗きこんだりしてるが声は近付いて来ない。

『登って来て下さい!』・・・・・・・・・・・・・・・・・・

待つこと数十分(-_-)/~~~ピシー!ピシー!


何やら下の方で言い合ってる声は聞こえてくる!
ガイドさんが、強引にロープを引いて

『大丈夫ですから登って来て下さい!』
って数回声を掛けて漸くロープが弛み出した。

そこから更に数分経過・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おばちゃんの声がはっきり聞こえてきた。
なんて聞こえてきたかと言うと・・・・・・・・・・・・・・・・

『こんなん、つるつるやん!滑るしめっちゃ怖いやん!手はどこを掴めばいいん?足はどこに置いたらええのん?はよ引っ張ってぇ!』
って下から叫んでる(*_*)

30分以上雨に濡れながら風にやられながら待たされ、流石に僕もガイドさんに
『なんぼ商売や言うても、あんな状態の人達をこのルートに連れてきたらあかんで!』
ってプチ切れ!

ガイドさんも謝るしかないし、連れて来た以上はゲストに怪我をさせれない事はわかる。

ガスの中から一人目のおばちゃんのヘルメットが見えて来たが、ガイドさんは上の足場の安定してる場所でロープを引いて
『ゆっくりでいいんで登って来て下さいね』って(*_*)

おばちゃんは
『登って来て!言うたってどこ登っていいかわからんやん』・・・・・・・・・・・・・

ガイドは、聞き流してロープを少しづつ引き上げるだけ!
なんとしても落とすわけにはいかないので、それだけに集中してるようだ。

失礼かもしれないけど正直、僕ならこんなガイドには絶対付いてもらいたくない!
って思ったね。

おばちゃんを見てると段々腹が立ってきた!
ロープでちゃんと確保されてるから多少摺り落ちても滑落はしないのがわかってるので

『おばちゃん、ちゃんとロープつないでるし下まで落ちやんから、そこの割れ目とそこの割れ目に指引っ掛けて、そこの角にブーツの先置いてから、そこの出っ張りに腕ごと掛けて自分の身体持ち上げやんと!』

ブツブツ言いながら、やっとおばちゃんの肩が見えたからザックのショルダーベルト掴んで引っ張り上げる事2人・・・・・・・・・・・・・・・・
なんと最後は、だらしない・・・・・・・・・・・・・おっさんだった。


おばはん達は、ブツブツ言うだけで礼の一つも言わんから、ちょっと頭に来て・・・・・・・・

『おばちゃんら、なんぼ金払おうてるから言うてもハイキング感覚で来るルートちゃうで!来るんやったら、ちゃんと岩場の練習位して経験してからおいでや!ほんま迷惑や』
って言ってしまった。

ガイドさんと最後の、おっさんが『すみません』の連呼。

まあ事故が無かったから良かったけど、こんなおばはん達は天狗のコルで強制的にでも下さなあかんと思うわ。
その後、ガイドがどうしたんかは知らんけど・・・・・・・・・・・・・

それでも、まだおばはん2人は寒いやら、冷たいやら爪が痛いやらブツブツ言ってる。
恐ろしきおばはんパワーを見せつけられた・・・・・・・・・・・・・・・・((+_+))

こういう人達の事を、危険と困難の境が解ってない、【なんちゃって登山者】って言うんだよね!

興味だけで状況解らず突き進む事を無謀って言う。
状況的に困難な事はわかっていて多少背伸びしてでも不安はあるけど突っ込む!
のとは全く違う。


この5~6年で一気に加速した山ブームで、危険な事もわからず平気で無謀を犯す登山者が悲しいかな増えた!
と思うのは僕だけだろうか!?


穂高稜線縦走は、日本アルプスの中でも一、二を争う危険ルートと言われている。

当然、岩場の登り降りも多く岩登りの技術も少なからず必要とされる。
めちゃくちゃ上手くなる必要はないかもしれないが、最低限クライミングの基礎的な技術は会得して外岩講習でも受けてから来て欲しいもんだ。
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まあ、かなり噴火した僕のぼやきはこの位にして(*^。^*)

イライラしてたから、その後はあんまり写真も撮れてない・・・・・・・・・・・・・
取り敢えずは、間ノ岳!
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タイミング悪く間ノ岳手前から雨もきつくなってきてレインウェアもザックカバーも付けないといけなくなってるし・・・・・・・・・・・・・・・
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P1通過
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11時西穂到着!
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黙々と歩いてると、さっきのおばはんの事はいつの間にか頭から消えてた(*^。^*)
なんにも見えないけど穂高の稜線を縦走してる楽しさは同じだ!
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ピラミッドピーク手前で、いきなり大粒の雨が・・・・・・・・・・・・・・最悪やぁ~
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ピラミッドピーク
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独標手前のちょい登り!
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12時過ぎ独標到着!
ほぼ稜線縦走は終わり(^_^)v
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丸山を越えて~
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12時40分西穂山荘到着!
取り敢えずお疲れ様(^_^)v
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山荘で大休憩してたら・・・・・・・・・・・・・・・・
あぁ~やっぱりやぁ~ん((+_+))
メインルートの縦走が終わったら・・・・・・・・・・・・・・・・
ガス抜けてちょっと晴れて来たやぁ~ん!
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山荘で、何度『プシュッ』の誘惑に負け名物のラーメンをオーダーしようと思った事か。
しかし、まだ下山しないといけないので、ぐっと我慢して13時20分玄文沢林道から下山にかかった!
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15時過ぎ西穂登山口に到着!
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田代橋から見た稜線は少しガスがかかってるけど、明日は晴れそうだ!
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帝国ホテルまえからバスに乗って、あかんだな駐車場に車を回収しに行ってから神の湯で疲れた身体を洗いに行った(^_^)
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無償に肉系が食べたくなり、あんき屋で【あんき屋特性飛騨牛鉄板焼き】をペロッと平らげて大阪に戻りました!
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今回の縦走は、メインの稜線歩きでは小降りの雨と風に終始やられたものの、一泊の行程としては自分としては凄く充実した入山になった!

次は、なんとか2泊取れるように仕事の調整して西穂側から北上でこのルートを歩きたい!
相方の2号もクライミングの講習を受けるようになってるので、基礎を会得していつかはこのルートを程好い緊張感を持って一緒に歩きたいもんだ!

今回はおしまい(^_^)v








天気予報は晴れやったのに・・・・・・やっぱり雨やぁーん(*_*)
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by bphiro | 2013-09-17 00:40 | バックパッキング