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春夏秋冬、山遊び中心のレポート&備忘録


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GPS GARMIN OREGON 300 応用編

最近購入したハンディーGPS GARMIN OREGON 300を使い山の中で地形図と合わせてもっと応用した使い方が出来ないか!?と色々調べていて僕の使い方としては凄く良い方法が見付かったのでご紹介しよう!
まだ、GPSを購入して間もないので今現在の僕の使い方はGPS本体のディスプレイに表示される現在地ポイントを地形図と照し合せて現在地の確認をするという極普通の単純なものだ!
だが、この使い方は歩いて来たルートもこれから向かうルートの方向も解っていて尚且つ視界が良く周囲の状況を目で確認出来る時の再確認にしか過ぎない。

実際、初めて歩く山で濃霧に巻き込まれて起伏のほとんど無い樹海を彷徨い続けたり、広大な雪原でホワイトアウトに合う等で現在地がどこなのか全く解らない状況になった場合、確かにGPSのディスプレイには▲マークで現在地は示してくれるだろうが、そのポイントが正確にはどこなのかを確認するには地図と地形図と照し合せて現在地を特定しなければならない・・・・・
でもしかし、実際濃霧やホワイトアウト等で周囲の状況を目で確認出来なければ地図と地形図から正確な現在地を確認するのは非常に難しい。

なのでせっかく高価なGPSを購入したのだから、もっと便利で且効果的な使い方をしたいと思う。
これらのGera君達をフルに使って(^^)/~~~
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23393176.jpg






僕も含めてハイカーの皆さんも山に持って行く地図で一番多いのは昭文社が出している「山と高原地図」ではないかと思う。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_234203.jpg


コースタイムも書いてあるし、危険なところにはマークも入っていて、確かに「山と高原地図」は使いやすいのだが、いくつかの短所がある。
まずは地図の縮尺がエリアによってバラバラだがほとんどが1/50000な事。
最近GPSを使い始めて感じた事は緯度経度のラインが大雑把なのでGPSと連携させ難い事。
まあ、日本アルプスのメイン縦走路みたいに矢印があちこち一杯で踏み跡もバッチリで分岐の際は丁寧に道標があるような登山道を歩くだけなら「山と高原地図」だけでも良いと思うが、破線ルートやバリエーションルートが好きなハイカーにとっては「山と高原地図」だけでは少し不安がある。
「山と高原地図」は大筋のルート計画に使うもので、本格的なルートファインティングが必要な山で使うには・・・・・・というのが僕の意見かな。
他にも山岳系の地図や地形図なども売られているが、どれも似たようなもんでしょう。

やはり国土地理院から市販されてる1/25000の地形図が正確で使い易いのだが、場所によっては何枚も必要になってくるので費用もかかるので僕は専らPCで拡大や縮小して張り合わせたものをプリントアウトして使っている。
皆さんご存知だと思うがコンパス(僕はSILVA)には1:25000用と1:50000用のスケールが刻んであるが、縮小したり拡大したりした自作の地図の場合はこのスケールは使えないがこんなものはだいたいの感でも特に問題はないように思う。

GPSを導入してからカシミール3Dもトラックデータを保存出来たりと便利に使えるようになったのだが更にこのカシミールを使い僕なりに便利な地図の作成が出来る事が解った!

簡単にご紹介しよう!

まず、カシミール3Dを起動して目的地を表示させるとこんな感じだと思う。
これは、僕がよく行く台高山系の明神平周辺である。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23441870.jpg


今まではこのままをプリントアウトして定規で磁北線を入れて山に持って行っていた。
縮尺も1:25000の等高線が記載されてるし、これだけでも十分役にたっていたし任意に好きな箇所をコピー出来るので複数枚の地図を購入する事もなく節約にもなっている。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23455680.jpg


既に知っていて実行されてる人もたくさん居ると思うが、知らなくて山には「山と高原地図」しか持っていかない!
というハイカーには是非実行してもらいたい。
今回の僕の紹介はGPSがある事が前提だが、GPSがなくても緯度経度の見方が解るだけでもプラスではないかと思う。

簡単な操作なので、順を追って行く事にする。
まずは上に並んでいるアイコンから「表示の設定」をクリック。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23472066.jpg


表示の設定画面の中から「緯線経線タブ」をクリックするとこのような画面になります。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23473141.jpg


 ここで以下の設定を変更します。

・ 「表示する」にチェックを入れる。
・ 間隔(緯度)を1分にする。
・ 間隔(経度)を1分にする。
・ 線色を見やすい色にする。(僕は濃いグレーをチョイス。)
・ 線幅を2にする。(好みで変更可能)
・ 線種を一番細い実線にする。(好みで変更可能)

次に、開いたままになっている表示の設定画面から「緯線経線(補助線)タブ」を選ぶ。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23474241.jpg


 ここは次のように設定を変更する。

・ 「補助線を表示する」にチェックをいれる。
・ 間隔(緯度)を10秒にする。
・ 間隔(経度)を10秒にする。
・ 線色をさきほど経線の設定で選んだ色と同じ色を選ぶ。
・ 線幅を1にする。 (好みで変更可能)
・ 線種は細い点線を選ぶ。(好みで変更可能)

更に、開いたままになっている表示の設定画面から「磁北線タブ」を選ぶ。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23475263.jpg


 ここは次のように設定を変更します。

・ 「表示する」にチェックを入れる。
・ 間隔(緯度)を1分にする。
・ 間隔(経度)を1分にする。
・ 線色を赤色にする。(好みで変更可能)
・ 線幅を1にする。(好みで変更可能)
・ 線種を一番細い実線にする。(好みで変更可能)

これで設定は終わりなので「OK」ボタンを押して表示の設定画面を閉じる。

これまでの設定で↓のような地図になります。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_2348193.jpg


これだと標高も読めて、GPSの緯度経度の値から現在位置を確認するのも簡単で、磁北線も明示されるのでコンパスを使っての正確なルート選択や読図も可能になります。

次に印刷のコツを紹介します!

まずは左上の「ファイル(F)」から「印刷」を選択し、さらに「表示範囲を印刷」を選択する。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23481498.jpg


印刷設定画面に切り替わります。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23482385.jpg


 印刷全般タブを確認してから、ここでの設定は

・「縮尺を指定して印刷」にチェックをいれる。
・縮尺は1:25,000を選ぶとよいだろう。
・「1頁に入るように範囲を拡大・縮小する」にチェックを入れる。

次に同じ設定画面で緯線・経線のタブをクリックする。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23483636.jpg


ここでの設定は

・緯線経線の数値を印刷にチェックを入れる。
・ddd mm ss (度分秒)にチェックを入れる。
・数値の表示間隔を6にする。

再び「印刷全般」のタブを押してプリンタの設定を変更しよう。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23484918.jpg


プリンタの設定を変更するには右下のプリンタ設定をクリックします
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23485827.jpg


プリンタの設定画面は手持ちのプリンタによってさまざまだと思うが、エプソン製のプリンタの場合は大体図のようになっていると思う。
ここでプリンタの印刷プレビューを有効にする。
有効にする事で印刷失敗による紙の無駄をなくしたり、自分の欲しいエリアの印刷を正確におこなうことが出来るのです!
他には用紙の縦横を印刷したいエリアにあわせて変えたり、印刷の美しさの設定などを好みにあわせて変更すれば良いと思う。

プリンタの設定が終わったら印刷設定画面に戻り「OK」ボタンを押す。

通常ならこれで印刷が開始されるが、印刷のプレビューを有効にしているので、まず印刷プレビュー画面が開きます。
これが印刷プレビュー画面。
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23491194.jpg


画面の拡大などを使って印刷したいエリアがちゃんと入っているか確認する。
もし印刷エリアを少しずらしたいと思ったときは再びカシミールの地図表示画面に戻り、地図の中心部をずらしてからまた印刷プレビューを見てみたりしながら決定して印刷をクリックするとこんなのが出てきます!
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23492150.jpg


僕はこの1:25000の地形図と「山と高原地図」の2つをMAPケースやZIPLOOKに裏表に入れて山に持って行ってます!
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23502946.jpg


最後にGPSとの連携方法を紹介しよう!
カシミール3Dで出した地図には磁北線も緯度経度も印字されています。
少し画像では見難いですが薊岳の少し上の横線には『N34,22,00』縦線には『E136,04,00』としっかり明記されています。
知らない人の為に簡単に説明すると『N34,22,00』とは北緯34度22分00秒の事で『E136,04,00』とは東経136度04分00秒の事です。

実線と破線の間のマスは秒単位の区切りに設定しているので1マスが縦も横も10秒なので非常に解り易いです。

GPSの機能の中にLocationという項目があり現在地の緯度経度を教えてくれる。
この機能を最大限に利用して、今回の地図と連携させるのだ!
画像の緯度経度ならば切り上げしますので、北緯34度45分48秒:東経135度08分42秒になる!
GPS GARMIN OREGON 300 応用編_c0147398_23504470.jpg


もう、お解りだと思うが上で書いたような状況に陥った時にまず、GPSで自分が居てる緯度経度を確認する。
次にカシミール3Dでプリントアウトした地図でGPSに表示された緯度経度のポイントを確定させる。
めちゃ簡単(^。^)
ただし、地図に緯度経度が示されてるから簡単なんであって、単にコピーしただけなら解らない。

これなら濃霧の中だろうがホワイトアウトの中だろうが周囲の風景が見えなくても現在地を確定する事は出来る!
現在地の確定さえ出来れば、後はコンパスをしっかり磁北線に合せ目的地に矢印を合わせ真直ぐ進むだけだ!

多少はずれるけど、GPSで緯度経度がわかればこの地図で該当する緯度経度の位置を確認すれば今自分がどの辺りに居るのかが5~10mのずれの範囲で確定する事が出来る(^。^)
今後、この3点セットは僕の入山には活躍してくれそうだ(^^)/~~~



GPSを全面的には信用はしていないが、合わせて使う事で信頼性は上がるものだ!

by bphiro | 2009-05-03 23:59 | 道 具